【体験談】「ホントのお姉ちゃんだったらいいのに」

わたしの娘ミキが中学2年生の春、韓国へ10日間のホームステイに行きました。

ステイ中、娘からの連絡はなし。
(お互い連絡しないように決めていました)

時折、ホストマザーから写真付きのメールで連絡があり、元気なことが確認できていました。

そんなある日の事、ホストマザーからこんな写真が届いたのです。

女の子が泣いている写真

最初は、「ミキがホームシックになり、泣き止まないから写真をくれたのかしら」と思ったのですが、どうも娘の写真じゃないよう。
よく見てみると、ホストファミリーの娘・ジウちゃんのようでした。

まさかうちの娘が何か意地悪をして泣かせてしまって、困ったお母さんが、この写真を送ってきたのだろうか。いろいろな心配事が胸をよぎりました。

次の瞬間、ホストマザーからはこんなメッセージが。

「ジウはミキがホントのお姉ちゃんだったらいいのに、と泣いています。

 そのくらいふたりは仲良くなり、ジウはミキのことが大好きになっています」

娘が韓国の地で、まるで家族のようにホストファミリーに愛してもらった。
そんな関係性を中学生の娘が作ることができた、という成長に驚くと同時に、とても嬉しくなりました。

(N・Sさん/広島県在住)