【体験談】韓国親子ホームステイでの温かい出逢い-後編-

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3/31 ホームステイ3日目

韓国民俗村で娘と2人韓服体験をさせてもらう。民族村で現地の音楽を聴き、芸を見、韓国の昔の暮らしを見た。韓国と日本、昔の暮らしは、似ている。「ピステヨ」「イルボントイッソ」多用した。お父さんは英語が上手なので、英語、韓国語で話した。子供達がいたので、なるべく韓国語で話せるよう務めた。寿司を食べて日本のものと比べた。

民俗村でのホストファミリー(左)と

韓服姿の娘とホストシスター(左)

4/2 ホームステイ5日目

 娘が熱を出したため、小児科へ連れて行ってもらう。韓国語で説明されたが分からず、日本語に訳してもらったり、英語で話してもらったりした。もしホームステイでなければ、もっと困っていただろう。ホストに一緒についてきてもらい、薬の飲み方まで教えてもらい、大変助かった。

その後ヒジンさんと買い物をする。韓国の家と日本の家の違いについて話す。自分は英語が苦手だと思っていたが、英語がどんどん出てくるようになった。英語が簡単に思えてきた。気付かないうちに、英語と韓国語をミックスして話していた。

夜はサムギョプサルを家族で食べに行った。オサン市は、子どもが多い都市だからか、キッズスペースがどこにでもあり、助かった。

ホストファミリー(左)と食事へ

4/3 韓国出発の日

 子どもたちとお別れ。さみしそうにしながら、「明日日本に遊びに行くね」、とテユンが言い、握手をした。テユンは日本がすぐそこだと思っているらしい。集合場所へと向かう車の中で、ホストとずっと話し続けた。ホームステイ中の楽しかったこと、ヒッポのこと、これからも仲良くしようね、ということ。
お互い涙を流しながら、お別れをした。

バスに戻ったら、ホストと話しすぎたのか声が枯れていた。それくらい楽しかった。帰りのバスの中で見つけた韓国語について話したり、韓国語ゲームをしたりして盛り上がった。久々に日本語を沢山話すのは、すごく変な感覚だった。

4/4 日本帰国

 娘の熱がまだ少しあったため、船の中でヒッポのメンバーや道行く韓国人に助けていただいた。日本でみんなに迎えてもらい、ほっとひと安心!ありがとうございました

ホームステイを通して、、、

 娘が小さく、もし自分1人だったらどうにもならなかったと思いますが、ホストの家族や、ヒッポの仲間、対応してくれたスタッフの方、みなさんに助けてもらい、やり遂げられました。赤ちゃんが周りの人に助けてもらうように、自分も助けてもらいました。人の温かさを感じた旅でした。本当にありがとうございました。
言葉や文化は違っても、考えていることや思っていること、生活は意外と似ていることもあるのだと感じました。似ていること、違うこと、同じこと、それぞれ話し合えば、さらに面白い発見があり、絆も強くなりました。

行く前は、韓国語(で収録されたソノコシリーズ)の空港(のシーン)しか自信を持ってうたえず(*歌う=メタ活すること。真似して口に出すこと)これが何に役立つのだろうとすら思っていましたが、最大限に活かせました。全ての音が使えました。

最初は意味がわからなかった音も、現地で生活していくうちに、意味が分かり、使えるようになっていきました。歌えるおかげで、言いたいことがするっと言えるという経験を何度もしました。聞いたことがあるだけだった音も、意味が分かり、気付いたら使っていました。

そして、改めてCDを聞くと、さらにクリアに聞こえ、また新たな言葉を獲得することができました。言葉は人と人との間に生まれるものだということがわかりました。日本でやっていたメタ活は、よく聞こうとする耳、真似しようとする心、聞こえた音をそのまま出す口を育てることができる、素晴らしいものだということもわかりました。日本に帰ってからも、ホストとラインや電話でやりとりをしています。私ははなちゃんの日本語の先生ではなちゃんは私の韓国語のソンセンニムです。

今回は、貴重な経験とすてきな出会いを与えていただき、本当にありがとうございました。娘も私も、ひとまわりもふたまわりも大きく成長することができた旅でした。お世話になりました。

(N・Rさん/20代/広島県)

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