【体験談】オンラインで広がる世界。一人じゃ出来なかったことがどんどんできるように!

zoomのオンライン講演会がきっかけで、当時小学2年生の娘と一緒に入会してもうすぐ一年。

入会前の生活が思い出せないほどヒッポライフを満喫しています。今回はその一部をご紹介します。

入会のきっかけ

毎週土曜夜は、会場でのファミリーに参加しています。

(ファミリー=地域のメンバーで集まって多言語活動をする場。週1回。他の地域のファミリーにも自由に参加できる。)

赤ちゃんから大人まで、一緒になって歌ったり踊ったり話したり。全身を使って多言語を吸収しています。

ここでは一人ひとりマイクタイムがあり、その週の多言語の発見や出来事をみんなの前で発表します。
多言語で挨拶したり暗唱することもさることながら、日本語でもしっかりと自分の言葉で表現するこども達の姿を見て、娘にもこのような環境を与えたいと思い入会を決めました。

ファミリーのマイクタイムで報告をする小学生

オンラインなら朝から晩まで、いつでも仲間と活動できる!

ファミリー以外に参加しているのが、平日夜のLINEグループでのメタ活。
ここでは自分の好きなストーリーを好きな言語で聞いて、聞こえた音をシェアしています。

(メタ活=聞こえた言葉をそのまま真似して口に出すこと)

このほかに、オンラインのおかげで家にいながら日本各地のメンバーや外国の人たちとつながることができるようになりました。

まず、入会の大きな決め手のひとつとなった、日曜夜のオンラインの会。
子育てもちょっと落ち着いてきて、話し相手や飲み友を探していた私にぴったり。
パソコンの前で、お酒を片手にいろんな地域のメンバーさん達との会話を楽しんでいます。

次に、平日の朝は広島のお世話役であるフェローが主催する「オドロキメタ活」で一週間がスタートします。
メンバーの体験記を様々な言語で収録してある、通称「オドロキ」というストーリー音源(CDまたはSD)を聞きながら、真似して口に出します。
そうしていると、他の言語との共通点が見つかったり、空耳や過去の記憶が蘇って話が盛り上がったり、参加者の豊かな経験と知識が集まって共有され、朝から元気をもらえるひと時です。

また、子育てが一段落してから始めようと思っていたウクレレも、オンライン交流が縁で知り合った熊本のメンバーのおかげで始めることができました。
今ではK-POPや流行りの歌を、私は歌って弾いて、娘は歌って踊って楽しんでいます。

このLINEグループは、もうすぐ300名に届きそうなほどの大所帯!
毎日朝6時から夜中まで、何かしらが自発的に行われており、ワークショップや本の輪読にも参加するようになりました。

そのほかにも、愛媛のフェロー主催のイタリア語メタ活が今では「何でもメタ活」に進化し、毎日主催メンバーが入れ替わり、好きな言語を好きな時間にメタ活しています。
私も毎週水曜の午後、学生時代に専攻していたドイツ語を担当させてもらっています。
自分が主催してみると、同じメタ活でもよく聞こえる気がします。

面白くなって、ついには自分が主催する側に

最近では主催メタ活に味を占め、自分のLINEグループを持つことができました。
全くわからないマレー語を一話ずつ、英語や韓国語、日本語の音源の助けも借りて音の発掘を楽しんでいます。

先週末にあった西日本全域でのオンラインの会では鹿児島のファミリーの人たちと出会いました。
マレーシア人と毎週交流していると聞き、早速オンラインファミリーに参加させてもらいました。

最近はもっと音を溜めようと、「洗濯物たたみメタ活」などと称して、家事の合間に時間を決めずLINEグループでメタ活をはじめています。
参加してくれるメンバーさんとの、ちょっとした挨拶や発見をシェアするひと時は、心が温まり仲間のいるありがたみを実感します。

多言語習得だけじゃない、ヒッポ

ヒッポは、多言語を習得することだけが目的ではなく、その国の文化や歴史、そこに住む人を知る、その過程をみんなで楽しめることが一番の魅力だと思います。

入会当初は、ヒッポの会員になったというだけで、活動歴の長さに関係なく、こんなに自然に同じ立ち位置で言葉の発見を楽しむ同志となれるのがとても不思議な感じがしました。

しかし、新しい人が入会して自分がメンバー側になってみると、新しいメンバーさんの知識や経験を共有し触発され、ヒッポはますます豊かに進化していると感じます。

Multilingual friends around the world.

コロナ禍で実際に会ったことのない人の方が多いですが、こんなに素敵な仲間がこんなにたくさんいました。

一人ではきっとできなかったことを今、仲間たちと楽しんで続けています。

ヒッポの仲間と一緒に笑顔のNさん(真ん中)

(東広島市在住・Nさん)