私は夫と3人の子どもの5人家族でヒッポの多言語活動をしています。
2023年に中国から日本の大学に来ている留学生をわが家でホームステイ受け入れしました。
慣れないながらも楽しく過ごした受け入れ
初日はホームステイの初日は留学生の方が緊張せずに過ごせるように、ヒッポのメンバーも一緒になって温かく迎えました。留学生のSさんは既に日本に住んでいたこともあり日本の文化には馴染んでいる様子。そしてSさんは日本語が上手でした。会話を通じて様々なことを共有でき、中国語を教えてもらうなどして楽しく過ごしました。
「お寿司が大好き」とのことだったので、一緒に寿司の種類や食べ方について話しながら食事したことも。特に、Sさんが好きだったのはマグロのにぎり寿司で、用意するととても喜んでくれてうれしかったです。
ホームステイ中に、子供の七五三や地元のお祭りに参加する機会もありました。近所の子供たちも含めてみんなで楽しむことができ、日本の伝統的な雰囲気を肌で感じてもらうことができたかなと思います。
ホームステイ後も続く交流
ホームステイが終わった後も、お正月に再会し一緒におせち料理を楽しむことができました。Sさんと一緒に新年を迎えられたことは、わが家にとって特別な思い出となりました。
それから大学留学を終えて中国に帰る際は駅まで見送りに行きました。お別れの時には、彼女との別れが寂しくて子供たちは泣いてしまいました。こんなにも親しくなれたことがとても感慨深いです。
Sさんは中国に戻った後も、日本に来る機会があった際には再びわが家に寄ってくれました。子供たちは彼女との再会に大変よろこび、まるで家族の一員が帰ってきたかのように感じました。
このホームステイの経験を通じて、私たち家族は多くのことを学びました。文化交流の大切さや、他の国の文化に対する理解が深まりました。また、彼女との交流を通じて、異国での生活に少しでも貢献できたことをうれしく思います。
出会いは子どもたちにも影響
この経験は、私たち家族にとっても非常に貴重な思い出となりました。Sさんに感謝し、またいつか再会できることを楽しみにしています。
現在は、末の娘がファミリー(定例会)で、Sさんに教えてもらった中国語でよく自己紹介をしています。その姿を見ると直接会う機会は減っても交流はずっと続いているな、と感じています。
(Mさん/岡山県)