ヒッポにはストーリーCDのほかにさまざまな国の歌が収録されたCDがあります。その音楽に合わせて踊ったりゲームをしたりするのですが、それを「SADA」と呼び、定例会やメンバーが集まる場では必ずやっています。
ダンスは特にレクチャーなく始まります。見ようみまねでOK!体を動かすことで自然とリラックス♪
ゲームは子供も大人も本気になって盛り上がる!ホームステイのゲストがいれば、仲良くなるきっかけにも。
SADAは、多言語を体で聞いて、体で感じて、体で表現するのが醍醐味です。
さて、そんなSADAの中に「モンキーシー」という曲があります。
この曲はとてもリズミカルでいろいろな振り付けがあるのですが、実は小学生がよくやるアルプス一万尺の振り付けがピッタリ合うんです。
メンバーの7才・5才の女の子、その組み合わせがとっても気に入ったようで、モンキーシーを流すと2回も3回も続けてするほどハマっていました。私はその度に歌詞を口ずさみながら手振りしていました。
すると最初は黙ってやっていた女の子たちも、いつの間にか私と同じように歌いながらSADAするようになったのです。そうしているうちに他の曲も歌いながら踊るようになりました。
何語かわからないけどとにかく歌う。わかる歌詞を繰り返す。わからないところはなんとなくのまま歌う。
よくわからない時はとりあえず周りの人のマネをするって、本当に自然なことなんだなあと、この2人の女の子を見て思いました。赤ちゃん、子どもは真似っこが得意!私自身も自分が「赤ちゃん」になりきれているかも⁈と、嬉しくなってニヤニヤしながら歌いながら踊っています。
ことばの習得も同じ。まずは真似から、わからなくてもやってみる、そうすると少しずつわかるところが増えていく・・・それは赤ちゃんがやっていることと同じです。ヒッポの活動には、人間のふるまいの原点がつまっていると感じています。
(Yさん・岡山県)