娘が小学2年生の春休みに、親子で初めての韓国ホームステイに出かけました。
飛行機で飛んだら数時間のところを船で渡る韓国への旅。
道中、仲間がいる事がとってもいい時間でした。船の中は韓国のアジュマがたくさん!
港についたあとも途中までは仲間と一緒に移動。
だけど、ホスト宅に向かう高速バスでは、私と娘だけ。
流石にバスの中は韓国人ばかり。
携帯電話がかかると、どこでも「ヨボセヨ?」と電話で話し始めるとか日本とは違う感覚がとっても面白いと思いました。
1時間くらいバスに乗った頃…見知らぬ場所でどこで降りたらいいのか確かな場所の景色もわからない中、「チケット通り終点で降りたらいいのよね…。」と不安に思いながらも、バスが停まる度に「ここかなぁ?」とドキドキしたのを思い出します。終点ターミナル。ここで降りるみたい。バスの運転手さんに「カムサハムニダ」とお礼を言って降りました。
「アレ、ここでよかったのかなぁ?」と半信半疑でしたが、向こうのほうから、走ってくる女性が…
“あっオンマだ!”
ウェルカムボードに名前が書いてあって、私達を迎えに来てくれたんだ!と安堵しました。
見るもの全てが珍しく、看板にはハングル文字。車は左ハンドルで右側を走る。日本と全く違うルールに気づいては、面白がり、日本と同じ植物や鳥がいるとこれまた嬉しくなったり。オンマと散歩した道には、健康器具が公園に置いてあり、イメージ通りで思わず笑ってしまいました。
いろんな日常を体験させて貰いながら、ホスト家族との楽しい時間はあっと言う間に。
娘はホストの同じ年の男の子と一つ下の女の子と仲良くなってたし、私もオンマとたくさん話をしました。

私は、分かっているつもりで韓国語を聞いていたのですが、オンマは私があまり韓国語で理解できていないと感じたようで、翻訳機を使って伝えてきてくれました。その時は、オンマが伝えたい事は分かったものの、韓国語を生の声で投げかけられるわけでは無いので、オンマの声で韓国語でいっぱい話しかけてほしいという気持ちがあり少し残念に思っていました。便利な翻訳機ですが、もっと韓国語でわかりたいと思いました。
それでも、見聞きしたもの全てが私や娘の中に残っていて、日本に帰ってからも韓国語がよく聞こえるようになりました。
何より韓国語を聞くと、韓国で出会った人達の顔が浮かぶ…。
帰ってからも楽しみながら、更に韓国語がわかるようになっていく日々。
また会いたいなぁ、行きたいなぁと思う交流となりました。
(Y・Iさん/福岡県)