【体験談】9年間の多言語活動を振り返って

ヒッポの多言語活動に出会って9年。
子供達の9年間の変化を振り返りたいと思います。

きっかけは英語コンプレックス

入会のきっかけは、母親である私の英語に対するコンプレックスがあったから。
当時長女が2歳で、次女を妊娠していました。
子供には私と同じように英語を苦手にしてほしくない!という気持ちから、親子でヒッポを始めることに。

この9年間の変化は、言語に対する柔軟性、適応力が身についたこと
異なる文化や価値観を理解しよう、知ろうとする力が付き、コミュニケーション能力が高くなったことだと感じています。

①異文化への適応力

慶会楼で韓服を着る娘(韓国)

ヒッポではホームステイに行ったり、ホストファミリーとして様々な国の人を受け入れる機会が多く、子供達は小さな頃から様々な国や言語を話す人に出会ってきました。
現地の食事、習慣、考え方に直接触れることで、文化理解が深まり、さらに新しい文化に柔軟に対応する力も身につき視野が広がったと感じています。

② 言葉の力

親子ホームステイ交流で臨津閣(南北境界線DMZ)へ

毎日の生活の中で自然と伝えたい、知りたい、理解したい気持ちから、子供達は自分の中にあるもの全てを全身で伝えようとしてきます。(表情、ジェスチャー、言葉)
目の前にいる相手に「伝えたい!」という気持ちは、それがことばが異なるホームステイゲストやホストファミリーであっても同じです。特にホームステイでは日常を一緒に過ごしながら生きた言葉を学べます。これは教科書では決して得られないもの!

成長した娘はいつの間にか韓国に興味津々!

ホームステイゲストと栗林公園へ(香川県)

当時2歳だった長女もいまは12歳になり、韓国に興味を持ち始め、進んでダンスを習い、ひたすらKPOPを聴き、誰に言われるでもなく文字にも興味をもち、見るもの聴くもの全てが韓国一色になっています。
そして韓国からのホームステイ受け入れはいつも以上に楽しみで仕方がないという様子!それを見ているととても微笑ましく、多言語活動を続けてこられて良かったと感じています。

(M・Hさん/香川県)