日本ど真ん中WS IN 名古屋
by ヒッポファミリークラブ長崎
2月8日、名古屋国際会議場で「ど真ん中WS」が行われました。
とにかく周到に用意され、いろんな企画がテンコ盛りなのに時間通りに進行していき(司会が新人フェローズなのにびっくり!)中部フェローズの底力を感じました。
ざっくり私が感動したことを報告すると
藤村由加の話で、榊原さんから言われた言葉で特に印象に残っているのが「世界と言うものはない。世界とは自分が言葉に表せるものだけだ」
私も最初「?????」でしたが、多分・・・例えば私の世界と言うものは、私が育った環境、体験したこと、本屋や映画などで見聞きしたことで、「こういうことがあったよ、あるんだよ、あるらしい」と私の言葉で表現できることが私の世界であって、別の人は別の世界を持っている。
だから一般論的に「世界では〜」なんてことは実は言えない。
名古屋メンバーのC7Pの話は、やっとC3Pになった私にとって衝撃的でした。というかのんびりヒッポしていたら置いてかれるなと危機感を感じました。
※C3Pとは、多言語の環境を家庭で作るためにラジカセなどの音源を3か所置くこと。C7Pとは音源が7つ。
ランチタイムにブラジル交流ブースに行きました。
一瞬、この人たち日系ブラジル人と思わせるほど、ブラジル人っぽかった。とにかくみんな笑顔だし、瞳の中に星が3個ぐらいある。それくらい輝いていました。
その理由は、ブラジルでたくさん愛をもらったから。
ブラジル人って相槌うちながらウインクをするそうです。大人も子供も、相手が異性だろうが、同性だろうが関係なくウインク!ウインク!ウインク!
ブラジル交流は久々再開したそうですが、こんなに人をキラキラさせる交流ってないんじゃないかな。
30人くらいの子どもたちがステージに上がって、ひとりひとり堂々と歌う姿になんでこんな子どもたちが育つんだろう・・・とビックリしていたら、LMPで金賞を受賞したSちゃんのプレゼンテ―ションに腰抜かしました。
この子何者???どこで英才教育受けたの???え???ヒッポ!!!
Sちゃんを見て、ヒッポで間違いないって確信しました。私ヒッポに入って良かった!
Sちゃんのフェローが、「フェローは素晴らしい仕事です」と言い切った時、私フェローになって良かった!!!と思いました。
※LMPとは、高大生世代の若者が多言語でプレゼンテーションをすること。Sちゃんは、日本語・英語・スペイン語・韓国語の4ヶ国語で話しました。
今回全国WSだったので、いろんな人と再会できて嬉しかったです。みんなちょっぴり年取ったかなと感じながら(相手も私の事をそう思っているだろうけど)
年齢を重ねながらもお互いの地でヒッポ続けて、時々再会して、またいつかどこかで会いたいな。
一緒にステイした埼玉メンバーの感想の一部を紹介します。
・・・人は迷惑かけたくなくてもかけてしまうもの。・・・そんなお互い様の関係をどれだけ作れるか・・・自分だけで子供を育てようと思って、お金をかけてお稽古事をさせたり、塾に入れたりいろいろ教え込もうとするけれど、人に迷惑をかけずに人と生きていける子なんて育たない。そんな環境を作っているのがあの名古屋に集まったフェロウの人たちなんだよ
人と一緒に生きていく、ってことが「ことばを育てる」ってことなんだと思うのですが、あの数時間の中でもあそこにいた子どもたちはどんなお教室でも教えてもらえないことを学んだんでしょうね。私たち大人も。
名古屋WSが終わって今思う事は、人は一人では生きていけない。
人は誰かの支えになっているし、誰かが支えてくれている。私は誰かから支えられて、誰かの支えになりたい。
そういう関係を作れるのはことばがあるから。
ことばがここまで高度に発達したのは、おなかが減った、眠たい、寒い、暑いといった、単に欲求を満たすだけでなく、お互いを必要とし支え合う関係を築かなければいけないから。
ことばの追求に終わらず、人間らしい関係を築きたい・・・
そんな環境を作っているのがヒッポなんだな。